映画「ALWAYS 三丁目の夕日」のパロディ猫看板
パロディ映画看板「OLDAYS 三丁目のタマ」は、旧青梅街道の商店街の中にあります。看板の作者は、イラストレーターの山口マオさんです。映画『ALWAYS 三丁目の夕日』のパロディ作品で、昭和レトロな雰囲気を持つ街並みに溶け込むような看板で、再現されているのは、茶川家(駄菓子屋)のちゃぶ台で小説家の茶川(吉岡秀隆)と淳之介がヒロミ(小雪)のつくった「ライスカレー」を3人で食べている名シーンで、テーブルの下には猫の「タマ」がいます。青梅の街角には、他にも山口マオさんの「猫」をテーマにしたパロディ映画看板がたくさんあります。
映画「ALWAYS 三丁目の夕日」について

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」は、西岸良平の漫画「三丁目の夕日」を原作として、山崎貴監督が2005年に映画化し第29回日本アカデミー賞も受賞した人気作品でした。昭和30年代の東京を舞台に、人々の温かい交流や成長を描いた作品で、昭和レトロな風景や感動的なストーリーが話題となりました。その後、2007年に「ALWAYS 続・三丁目の夕日」、2012年に「ALWAYS 三丁目の夕日’64」が続編として制作されました。

当時、この映画とのコラボ商品として昭和の「ライスカレー」を再現した復刻版カレーがハウス食品より限定販売されました。なつかしい昭和のカレーは今のものとは違ってとっても黄色いソースでした。
「OLDAYS三丁目のタマ」看板のあるところ
青梅・旧青梅街道沿い(大野金物店横)
東京都青梅市本町152
JR青梅駅より徒歩約3分
パロディ看板ってどんなもの?

「パロディ看板」とは、有名な商品や映画、企業ロゴやキャッチコピーなどをモチーフにユーモラスにアレンジした看板のことです。たとえば「猫」をテーマにしたパロディ看板であれば、商品広告をイメージして猫が描かれていたり、映画のポスターや看板をイメージして猫が描かれているなど、見た人が思わず笑ってしまうような遊び心がたくさん詰まっています。ねこ好きさんやパロディ好きさんの心をくすぐる、SNS映えするアート表現のひとつです。
レトロと猫の街 青梅

青梅市は、東京都の西部に位置し多摩川の清流と奥多摩の山並みに抱かれた自然豊かな街です。都心の喧騒から離れた四季折々の自然は、訪れる人たちをやさしく迎えてくれます。古き良き昭和の街並みと猫たちがもたらす癒しの空気が共存する「レトロと猫の街」として、猫好きさんとレトロ愛好家の間で人気の観光スポットになっています。青梅駅から徒歩圏にある旧青梅街道の中心市街地は、「西ノ猫町」と呼ばれ、猫をモチーフにした看板やオブジェなどのアート作品やカフェなど、猫をテーマにしたスポットが点在しています。「レトロ」と「猫」という懐かしさと癒しを求めて青梅を訪れてみませんか?

関連サイト
海猫堂(山口マオ・オリジナルグッズ)
猫スポット(青梅・西ノ猫町めぐり)