「森下仁丹」のパロディ猫看板
青梅の住吉神社前バス停の待合室にある有田ひろみさんのレトロなパロディ猫看板「猫舌 懐中良薬、食前、熱冷し」です。昭和幻燈館の外壁にも同じ看板が見られます。他にも青梅の街かどには、有田ひろみさんが描いた「猫」をモチーフとしたレトロなパロディ商品看板がたくさんあります。バス停近くの「昭和幻燈館」でも同じ看板が展示されています。
森下仁丹のの歴史

この看板のもととなった森下仁丹はとても古い歴史があって、現在は、口中清涼剤の位置づけですが、誕生した明治38年(1905年)のころは、銀色ではなく赤色で大粒の「懐中薬」として発売されていたそうです。パッケージに描かれた大礼服を着た仁丹マークはいまでも同社のトレードマークになっています。このパロディ看板では猫になっていますので、仁丹ならぬ猫舌なのですね。
「猫舌 懐中良薬」看板のあるところ
青梅・住吉神社前バス停(待合室)
東京都青梅市住江町49-3
JR青梅駅から徒歩約5分

昭和幻燈館
東京都青梅市住江町9
青梅駅より徒歩約6分

パロディ看板ってどんなもの?

「パロディ看板」とは、有名な商品や映画、企業ロゴやキャッチコピーなどをモチーフにユーモラスにアレンジした看板のことです。たとえば「猫」をテーマにしたパロディ看板であれば、商品広告をイメージして猫が描かれていたり、映画のポスターや看板をイメージして猫が描かれているなど、見た人が思わず笑ってしまうような遊び心がたくさん詰まっています。ねこ好きさんやパロディ好きさんの心をくすぐる、SNS映えするアート表現のひとつです。
レトロと猫の街 青梅

青梅市は、東京都の西部に位置し多摩川の清流と奥多摩の山並みに抱かれた自然豊かな街です。都心の喧騒から離れた四季折々の自然は、訪れる人たちをやさしく迎えてくれます。古き良き昭和の街並みと猫たちがもたらす癒しの空気が共存する「レトロと猫の街」として、猫好きさんとレトロ愛好家の間で人気の観光スポットになっています。青梅駅から徒歩圏にある旧青梅街道の中心市街地は、「西ノ猫町」と呼ばれ、猫をモチーフにした看板やオブジェなどのアート作品やカフェなど、猫をテーマにしたスポットが点在しています。「レトロ」と「猫」という懐かしさと癒しを求めて青梅を訪れてみませんか?

関連サイト
宅Q便(オンラインショップ)
猫スポット(青梅・西ノ猫町めぐり)
猫スポット(青梅・昭和幻燈館)
猫スポット(鎌倉Q工房レトロ館)