青梅の雪守横丁にある「時計じかけのオレンジ(A Clockwork Orange)」のパロディ映画看板です。主人公「アレックス」のアイコン的メイク(片目にまつ毛)が猫で表現され、手に持っているのは映画ではナイフですが、ここでは“秋刀魚”に変わっていてシュールに表現されています。雪守横丁には他にも猫のパロディ看板があります。
看板のあるところ: 青梅・雪守横丁


この看板のもとになっているのは、1971年にイギリスで公開されたスタンリー・キューブリック監督の名作映画「時計じかけのオレンジ(A Clockwork Orange)」です。美しいクラシック音楽と凄惨な暴力描写を対比的に使用するなど、当時は視覚・聴覚の両面で観る者に強い印象を与えました。外見は人間でも、内面が機械のように制御されてしまえば、それは本当に“人間”と言えるのか?という時代を超えたメッセージが込められている映画です。