映画「時計じかけのオレンジ」のパロディ猫看板
青梅の雪守横丁にある「時計じかけのオレンジ(A Clockwork Orange)」のパロディ映画看板です。主人公「アレックス」のアイコン的メイク(片目にまつ毛)が猫で表現され、手に持っているのは映画ではナイフですが、ここでは“秋刀魚”に変わっていてシュールに表現されています。雪守横丁には他にも猫のパロディ看板があります。



映画「時計じかけのオレンジ」について

この看板のもとになっているのは、1971年にイギリスで公開されたスタンリー・キューブリック監督の名作映画「時計じかけのオレンジ(A Clockwork Orange)」です。美しいクラシック音楽と凄惨な暴力描写を対比的に使用するなど、当時は視覚・聴覚の両面で観る者に強い印象を与えました。外見は人間でも、内面が機械のように制御されてしまえば、それは本当に“人間”と言えるのか?という時代を超えたメッセージが込められている映画です。
「Catwork ORANGE」看板のあるところ
雪守横丁
東京都青梅市本町152と青梅市住江町60近辺の小道
青梅駅より徒歩約4分

パロディ看板ってどんなもの?

「パロディ看板」とは、有名な商品や映画、企業ロゴやキャッチコピーなどをモチーフにユーモラスにアレンジした看板のことです。たとえば「猫」をテーマにしたパロディ看板であれば、商品広告をイメージして猫が描かれていたり、映画のポスターや看板をイメージして猫が描かれているなど、見た人が思わず笑ってしまうような遊び心がたくさん詰まっています。ねこ好きさんやパロディ好きさんの心をくすぐる、SNS映えするアート表現のひとつです。
レトロと猫の街 青梅

青梅市は、東京都の西部に位置し多摩川の清流と奥多摩の山並みに抱かれた自然豊かな街です。都心の喧騒から離れた四季折々の自然は、訪れる人たちをやさしく迎えてくれます。古き良き昭和の街並みと猫たちがもたらす癒しの空気が共存する「レトロと猫の街」として、猫好きさんとレトロ愛好家の間で人気の観光スポットになっています。青梅駅から徒歩圏にある旧青梅街道の中心市街地は、「西ノ猫町」と呼ばれ、猫をモチーフにした看板やオブジェなどのアート作品やカフェなど、猫をテーマにしたスポットが点在しています。「レトロ」と「猫」という懐かしさと癒しを求めて青梅を訪れてみませんか?

関連サイト
猫スポット(青梅・西ノ猫町めぐり)
猫スポット(雪守横丁/にゃにゃまがり)